HAGUKUMI

児童発達通所事業所『Jump』

児童発達支援と放課後等デイサービスのプログラム

ことば音楽療法

言葉の発達に遅れのあるお子様や耳から聞いて動くことの苦手な多動なお子様を対象にことば音楽療法を実施(有資格者による)しています。
これは日本語の抑揚アクセントをラソミの3音のメロディーに乗せて、必要な言葉に節をつけて歌う方法で、 セッションでは実際に耳で聞いて行動に移す即時行動を促し、言葉の習得につなげていきます。
音楽にのせて体を動かしながら同時に言葉を発する経験を反復していくことで抑揚を身につけ、 リズムとメロディーにより音節ごとの認知力を高め、発語の基盤を作ります。
お子様の発達に合わせ1音節から2音節、1語から2語、そして多語文や数字・色・形など知育ㇸと育んでいきます。

体操教室

運動の発達の遅れや心配のあるお子様を対象として体操教室を実施しています。
これは粗大運動の中で身体の使い方を反復して覚えることでボディイメージを育みます。
また、小学校入学後の体育に必要な基礎技能の習得や集団における遊び方への相乗効果ㇸと繋げていきます。
トランポリンやバランスボールによる運動感覚の調整、運動に必要な出力や切り替えを目的とした種々の組み合わせによる運動サーキット、 他児との相互作用を必要とする種々のリレーなどを行います。
また、鉄棒やマット運動など身体の使い方を反復して覚えるとともに、集団において順番を待つなどの基本的なルールを学び社会性を育んでいきます。

創作教室

手先の不器用なお子様や道具の使い方に苦手さのあるお子様を対象として製作活動を実施しています。
題材は季節や行事にちなんだものでお子様の手指操作能力に応じて巧緻性の向上を目的としています。
活動を通して友達に教え教わり、ともに一つのものを完成させる経験を積みます。
目で見て体験する中での学びと合わせ、口頭指示による理解を促し、 苦手なことや分からないことを質問することで困りごとに支援を求める力も育みます。
他のお子様と意識や考え方を理解し、製作内容における手順や変更といった臨機応変な対応力と創造性を育みます。

個別療育

個別療育ではお子様の発達特性に応じた作業療法と言語聴覚療法を行います。
作業療法では運動発達の遅れや手先の不器用さのあるお子様に衣服の着脱やお箸の操作など周辺自立の向上に向けた取り組みや運動に必要な感覚の調整などの取り組みを行います。
お子様の動作分析から発達段階を評価し、個別に応じた支援を行います。
言語聴覚療法では言語の表出理解の遅れや口唇口蓋裂など構造的な問題で構音が苦手なお子様などに円滑な コミュニケーションが出来る目的に行っています。お子様の表出・理解・コミュニケーションレベルに合わせ 聞く・読む・書くなどの力を育みます。
自宅で出来るホームワークを伝え、ご家族への助言を行います。
個別SST(社会生活適応技能)
場面を設定したワークの中で上手な伝え方や断り方、イライラした時の身体の変化に応じた対処法など、じっくりと二人で考えます。
気持ちをうまく表現できないお子様には文字や絵を使って場面を想定しながら表現し、気持ちの整理が行える力を育みます。

集団療育

集団の中で注意を傾けて相手の話を聞くことが苦手なお子様、自分の気持ち・行動を上手に表現することが苦手なお子様、 他のお子様とのコミュニケーションが苦手なお子様、運動の調整が苦手なお子様、興奮すると力加減が苦手なお子様などに対して集団療育を実施します。
ここでは遊びの中でルールや順番を守る、勝ち負けを受け止める、仲間と協力して達成感を味わう、気持ちをコントロールするなどの力を育みます。
集団SST(社会生活適応技能)
場面や役割が設定された中で、相手の意見を聞きながら自分の意見を伝える機会を設定しロールプレイ (実際の場面を想定した設定においてどのような態度や言い方をすべきかを考える)を行います。



相談支援事業所『はぐくみ』

障がい児相談新事業所はぐくみでは、児童発達支援通所事業所Jumpの通所利用に関係なく計画相談支援サービスを行います。
これは利用者の心身の発達状況を踏まえて、日常生活を楽しく営めるように、その課題に対する支援の種類を選定して計画すると共に関係市町村、 地域の教育・保健・医療・福祉機関と連携を図り利用者の生活の質の向上に貢献することを目的としています。


サービス利用支援

利用者及びその家族との面接を行い利用者の心身の状況、環境、日常生活全般の状況、サービスの利用意向を聞き、 課題に対応する福祉サービスなどの組み合わせについて検討し、サービス等利用計画を作成します。

継続サービス利用支援(モニタリング)

サービス等利用計画にて利用するサービス事業所に対し、計画に基づきサービスが提供されているかを踏まえサービス事業所との連絡調整を行い、利用者並びに保護者との面談します。

その他の支援

計画途中の変更における相談や必要に応じた担当者会議などを実施し、利用者に必要と考えられるサービスをその都度保護者と一緒に考えていきます。

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